11月頃に、散歩に行った時に
1匹のオンブバッタのオスを見つけました。
砂地のところに1匹だけぽつんといたので
家に連れて帰ろうと近寄ってみると
ある動きをしました。
私の膝あたりの高さまで飛び
そこで1秒ほどですが、静止したような状態になりました。
空中浮揚とも言うべきジャンプと飛行をしたのです。
オスは体が軽い分、
羽根を使って体をコントロールしやすいのかなと。
前に飛んでいったりはもちろんできますが、
空中で止まるように飛び続けることができるというのは驚きでした。
野生のオンブバッタは凄い飛翔を見せてくれます。
生き残っていたメスバッタちゃんが
天に旅立ちました。
この間、餌の入れ替えをしている時に
元気ないなと思っていましたが、
寿命が近かったようです。
体に力がないとやはり弱っているのだなと思います。
早く生まれたバッタちゃんだけに
寿命は近いと思っていました。
あと生き残っているのは
メスバッタちゃん1匹とオス2匹です。
オスの1匹は最近庭にいたのを取り込みました。
なので我が家で生まれたのは
メスオス共に1匹ずつになります。
なんとか年越しまでいきたいものです。
近くの川原を散歩していると
いろんなバッタ達が
飛び交う季節になったな~と感じています。
コンクリートの道路にも
イボバッタの姿が見え、
草むらに入ると
イナゴたちがひっきりなしにジャンプします。
突如ブイーンと大きな音を立てたかと思うと
大きな大きなトノサマバッタが長距離歩行を行います。
耳元にはショウリョウバッタのオスのキチキチと鳴く声が。
オンブバッタ達はあまり見つからないものの
時々その姿を現してくれます。
暑さが静まってきたこの季節、
バッタたちが乱舞する季節となっています。
台風21号の猛威を受け、
バッタたちも大変だったでしょうが、
我が家の庭にも、少ないですがオンブバッタの姿がありました。
あんな暴風を受けたら、
飛んでいってしまいそうですが、
生き残ってくれたのはありがたいです。
もう台風は来ないで欲しいな。
お盆も過ぎて、だんだんと秋が近づいてきました。
今年は台風が連続で発生し、近づいてくるようなので心配ですね。
うちにいるオンブバッタはみな脱皮を終え、
成虫になりましたが、
その時の脱皮の殻を写真に撮ってみました。
初期の頃からの小さいのから、最後の大きいのまで、
だいたいの大きさ別に並べてみました。
最初はちっちゃいね~。
こうして触覚から足の先まで形が残っていて、
形が壊れていないのは、いつみても凄いな~とおもいます。
脱皮の時期をどうやって察し、
どうやってこんな細いからを綺麗に脱げるのか、
脱いでいる時の心境などを聞いてみたいですね。
オンブバッタが成虫になってから、
メス3匹、オス5匹を一緒のケースに入れて飼っています。
特にオスは元気が良くて、
草を入れ替えるときは勢いよく飛んでいきます。
脱走も2回ほど有り、
「あれっいないな。」と思ったら
プリンターのコードにつかまっていたり、
小型のゴミ箱の端に止まっていたりと、
毎回驚かせてくれます。
一緒に飼ってからは、
オスが多いのもあって、
メスの上にはほぼオスがオンブするようになりました。
仲が良いのうと思っていると
早くも昨日、産卵をしていました。
早いな~と思っていたら
今日も産卵していました。
早く誕生したせいか
夏真っ盛りのこの時期に産卵とは、
成虫になると、もうそういう時期なのかもしれませんね。
産卵場所を作っておかないとな~と慌てています。