オンブバッタは他のトノサマバッタや、
ショウリョウバッタに比べると
あまり飛ばないと思われているらしい。
たしかにビョンビョンと飛んでいるイメージはない。
基本的にはジャンプするだけで
翅(はね)はあまり使えないとされている。
しかし、
川原や原っぱにいる
おんぶバッタを見ていると、
近づくだけで、シューーーーっと
飛んでいるのを目にする。
トノサマバッタほどの長距離は飛べないものの
3メートルくらいは飛んでいるように思う。
ジャンプして高く飛び,
そこから翅を使って飛行するような感じですね。
飛んでいる感はそれほど強くないものの
ちゃんと飛んでいると思えることは、
飛んでいる最中に、
クルッと方向転換ができることです。
途中で旋回して向きを変えることができる。
これは翅を使っているからできることなので、
オンブバッタは、やはり飛んでいるのでしょう。
オスとメスを比べると
やはりオスの方が体が軽い分、
遠くに飛べるように思います。
オスの方が頻繁に翅を使って飛び、
メスの方はあまり翅を使わないように思います。
オンブバッタが飛ぶ姿にも注目してみてくださいね。
12月半ばに入りました。
もうめっきり寒くなり、雪がチラつくなんて日も。
僕自身は1ヶ月以上も体調不良で、
なかなか治らず、今も調子が戻らないまま
なんとかやっています。
家で飼っているバッタちゃんたちは
まずまず元気にやっています。
餌となる葉っぱの成長が
季節的に良くないので、
雨でも降って葉っぱの成長を期待したいですね。
バッタちゃんの数が多いので
けっこうあっという間に食べ尽くされてしまうので
餌の確保が大変です。枯れやすいのも課題です。
さて今日は少し体調もマシな気がしたので
久しぶりに河川敷を散歩してきました。
さすがにこの寒さだと1匹も会えないだろうと思っていたら
1匹だけメスのバッタちゃんがいました!
夜とか寒いだろうな~と思いつつ
残りの限られた時間を精一杯生きて欲しいです。
実はまだ記事にはしていないものの
オンブバッタが起こした奇跡もあり
今年中には書こうと思っています。
今でも信じられなくて
書くのをためらってしまうぐらい
信じられないことが起こりました。
今年中には書き上げます。
秋も深まり大きくなったオンブバッタさんたちを
よく見かけるようになりました。
近くの河原を散歩して歩くのですが
歩けば必ずといっていいほどオンブバッタやトノサマバッタに出会います。
ショウリョウバッタもたまに会いますね。
特にコンクリートの上は暖かいからか
よく見かけます。
オンブバッタを探す時は
日当たりの良い暖かいところを探してみてくださいね。
しかし、
残念なことに道の途中で見かけるおんぶバッタには
踏まれてしまってペシャンコになってしまったものもいます。
人が歩く道、自転車で通る道にいることが多いので,
やっぱりどうしても逃げ切れず踏まれてしまっています。
動きが遅いバッタだけに
逃げることは苦手なんでしょう。
もし道の真ん中や、人が歩く道に
おんぶばったがいた場合は,
草むらなど人がなるべく歩かない場所へ
逃がしてあって欲しいなと思います。
生きれる時間も限られているので
できるだけ天寿をまっとうさせてあげたいです。
我が家では道で出会ったオンブバッタを
仲間に加えているので
メスが6匹、オスが3匹います。
かなり多くなってので
餌をあげるとあっというまに葉っぱが食べられ
茎だけが残ってしまいます。
食いしん坊な子たちです。
バッタは脱皮を繰り返します。
脱皮をするごとに大きくなっていきます。
この脱皮の殻をじっくりと見ることも少ないので
写真に撮ってみました。
頭のところが割れて
そこから皮を脱いでいくようです。
触覚とか足の形も
そのままって感じで綺麗に脱ぎ捨てています。
全身の皮を脱ぐのってどんな気分なんでしょうね。
足の先も撮ってみましたが、
かなり体の形がそのまま残っています。
超リアル!!
こんなに細いところも綺麗に脱ぐなんて凄いですね!
オンブバッタを見つけたとしても
どうやって飼育するのかというのがわからないと、
飼ってみようかどうか迷いますよね。
ということで、
今日はオンブバッタの飼育の様子を写真に撮ってみました。
大事なのは飼育ケースです。
バッタちゃんが小さいうちは隙間から逃げてしまうので
小さめのケースを使った方がいいですね。
でも成虫になったりある程度大きくなった場合は、
大きめの飼育ケースを使って行く方がいいでしょう。
小さくても大丈夫ですが、
広々とした大きな場所の方が
ストレスも少なくて良いじゃないかなと思います。
あとはエサですね。
これはバッタちゃんが住んでいた場所の
草をとってきてあげればいいんですが、
平べったい葉っぱを好むので
細長い葉っぱより上に乗れるくらいの
大きさの葉っぱがあればいいと思います。
茎につかまるのも好きなので
茎の長いのも入れておくといいかなと思います。
あとは水なのですが、
小さめの瓶に水を入れておいて
そこに葉っぱを挿しておくと、
葉がしおれるのも遅くなって長持ちします。
これをするだけで
かなり葉が長持ちするので
ただ単に葉っぱを入れるよりまったく持ちが違います。
葉っぱの水分がしっかりある方が
バッタちゃんにも良いと思うので
小さめの瓶か容器に草を入れてみてくださいね。