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オンブバッタは学名
Atractomorpha lata というそうです。
バッタ目(直翅目)オンブバッタ科に分類されます。
オスがメスの上に乗ることから
この名前がつけられていると考えられます。
オスは25ミリ メスは40ミリぐらいの
大きさで比較的小型なバッタになります。
ショウリョウバッタと頭の形は
よく似ているため間違われることが多いです。
体の色は緑色をしているものありますが、
褐色になっているものもいます。
周りの環境によって体の色が変わってくると考えられます。
日本全土に分布し、梅雨の時期の前後から孵化し、
夏場に成虫になります。11月頃まで自然界に生息しています。
屋外で飼育すると1月、2月まで生きるものもいたり、
長生きすることもあります。
クローバーのような平べったい草や花などを食べます。
天敵はカマキリなど。
ガーデニングの菜園に侵入することもあり
害虫としての側面も持ちます。
春には脱皮を繰り返し大きくなり、
夏には成虫になる。
秋にはパートナーを探し始め
メスをめぐってオス同士が争ったりもします。
そして交尾をし、産卵をして命を終えます。
季節によって様々な顔を見せるのがオンブバッタです。
寿命も半年と比較的長く、捕獲や飼育もしやすいため、
観察にはもってこいの昆虫です。
家の近く、公園などで
オンブバッタを見かけたら是非観察してみてね。
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